髪をととのえ、こころをととのえる。
長野県でお六櫛をつくり続ける〈へんみ櫛店〉による「峰丸櫛」。
200年以上受け継がれてきた伝統技法をもとに、現代の暮らしにも馴染むやさしいフォルムに仕立てられています。
丸みを帯びた形は手のひらにやさしく沿い、毎日の髪のお手入れが心地よいひとときに。
職人の手によってひとつひとつ挽かれた“ヤマ”と呼ばれる櫛の根元の山型は、髪に付いたホコリをやさしく払い、通すたびに髪を整えます。
さらに、櫛全体を椿油に漬け込んで仕上げているため、髪を梳かすたびに自然なツヤが生まれ、乾燥しやすい季節にも静電気を抑えてくれます。
木のぬくもりを感じながら、髪もこころも整うような時間をお楽しみください。
歯の幅は2種類。
・相細歯(0.7mm):朝の身支度や、さっと髪を整えたい時に。
・細歯(0.4mm):仕上げやまとめ髪など、丁寧に整えたい時に。
専用のフラップケース付きで、保管や持ち歩きにも安心。
旅先やお出かけの際にも、そっと寄り添ってくれる一本です。
日々の暮らしの中で使うほどに手になじみ、艶を増していく櫛。
大切な方への贈りものや、節目のギフトとしてもおすすめです。
髪を梳かすたびに、やさしい木の香りと職人の手仕事の温もりが感じられます。
✴︎素材について
お六櫛(おろくぐし)とは
信州・木曽地方で200年以上前から作られている伝統の櫛。
使うほどに艶が出て、髪にも手にもやさしく馴染んでいきます。
その名は、この櫛で頭痛が治ったといわれる女性「お六」の伝説に由来します。
ミネバリ(斧折樺/オノオレカンバ)とは
日本でもっとも硬い木のひとつとされるカバノキ科の落葉広葉樹。
“斧が折れる”ほどの堅さとしなやかさを併せ持ち、水に沈むほど緻密な木肌が特徴です。
手に取るたび、自然素材ならではの静かな存在感が感じられます。
- Size
- 横:約12cm
縦:約4.2cm
厚さ:約0.9cm
歯間:約0.4mm(細歯)約0.7mm(相細歯)
- Material
- 樹種:ミネバリ材
塗装:椿油含浸仕上げ
ケース:遠州綿紬縞
- Shipping Method
- 日本郵便
- Country of Origin
- 日本
- Gift
- 簡単ラッピング可(箱あり)
Care & Use Guide
そのため、素材の色合いや風合い、形状、模様、サイズなどは一点ごとに微妙に異なります。
お届けする商品は商品写真と全く同じものにはなりませんので、ご了承の上ご購入をお願いいたします。
ひとつひとつの手作業により生まれる作品それぞれの表情を、是非お楽しみください。汚れた時は、素早く水洗いし、すぐに水分を拭き取り乾燥させてください。
- ご使用いただくうちに、歯の隙間や根元に段々と汚れやホコリが溜まってきます。 時折、短い豚毛のブラシや、歯ブラシ、厚紙などで汚れを搔き出すように取り除いてください。 特に細い歯の櫛は、こまめにホコリを取り除くことをおすすめしています。
- 水にぬれると反りや割れの原因となりますので、洗ったり、濡れた髪に使用しないでください。
- 直射日光のあたる場所などには置かないようご注意ください。
- 櫛表面の光沢が少なくなったり、かさつく場合は、椿油またはオリーブオイルなどの植物油をコットンなどでなじませるようにつけ、一晩置いてから使い始めてください。
- 櫛は、その木取り(木材の使い方)の性質上とても繊細な道具です。 床に落としてしまったり、固い物にぶつかったりすると割れてしまう場合もございます。 割れ方によっては、接着も可能ですが元の強度には戻りません。
- お手入れをしながら大切にお使いいただき、深い飴色に変わってゆく経年変化をお楽しみください。
送料について
1回のご注文につき、上記の送料をいただきます。
ご注文金額が30,000円(税込)以上の場合は、送料無料となります。
こねこ便でのお届けについて
商品はポストに投函いたします。
ポストに入らない場合は、玄関先でのお届けとなります。
ご不在の場合は、「不在配達通知書」がポストに投函されますので、再配達のお手配をお願いいたします。
ヤマト運輸とこねこ便の対象商品を同時にご購入の場合
ヤマト宅急便にてまとめて発送いたしますので、ヤマト運輸の送料のみいただきます。
Artist Profile

へんみ櫛店 Henmikushiten
長野県松本市(旧梓川村)生まれ | |
2008年 | 木工を始める |
2009年 | 長野県上松技術専門校にて木工を学ぶ 同年6月よりお六櫛技術伝承工房へ通い始める |
2010年 | 木曽の木材加工会社に勤務 「へんみくらふと」の活動を開始 |
2015年 | お六櫛作りで独立。へんみ櫛店として活動開始 |
2016年 | 梓川工房本格始動 工芸の五月企画展参加 |
2018年 | 各種イベント等に参加 寄木櫛や拭き漆櫛等新たな試みを開始 |
2019年〜現在年 | 櫛の基本を軸に現代の生活に寄り添う櫛づくりを理念に製作中 |
日々の生活の一コマに櫛を。
より身近な道具・装身具として、使っていただけるよう努力しています。